Soracom LTE-M button からSlackに通知させる!!
↑では概要とslackの通知に必要なslack webhookURLの取得まで
↑ではAWSの登録とAWS Lamba関数作成とslackとの連携までやりました。
今回やる事
あと必要なのはSorocom LTE-M buttonが動作した時にSoracom側がAWSに動作を伝える機能のみとなりました。
とりあえずやりたい事はずっと書いてきましたが、下図の絵の通りです。
今回やる事はずばり、2つだけでSoracomからAWSにつなぐ為のアクセス権の設定であるIAMというユーザー登録する事。(AWS側で)
もうひとつはSoracomのコンソールでsoracomグループを設定してAWS Lambda関数のARNやIAM情報を登録する事だけです。
ほぼチュートリアルどおりでうまくいきます。
それでは順にやっていきましょう。
AWSでIAMを設定する
まずAWSのコンソールに入ります。
検索窓で”IAM”と入力するとサービスのところにIAMが出てくるのでクリック!!
そしたら、左端にアクセス管理の下部にユーザーという項目があるので、クリック!!
次の画面で赤枠のユーザーを追加をクリックします。
ユーザーの登録画面になるので、ユーザー名を追加します。ここなんでもOKです。
アクセスキー・プログラムによるアクセスをクリックして次のステップへいきます。
次にアクセス許可の設定になるので下図のように”既存のポリシーを直接アタッチ”を選択して、検索窓から”lambdarole”と検索して”AWSLambdaRole”がでてきたらそれにチェックを入れます。
次のステップへ!!
次はタグの追加ですがなにも設定することはないので、そのまま次のステップへ!!
下図のような画面になるので、ユーザーを作成ボタンを押します。
ここが結構重要でユーザーが登録が官僚すると”アクセスキー”と”シークレットアクセスキー”が発行されます。
この二つのアクセスキーは後述するSoracomの設定で使用するのですが、この時にしかシークレットアクセスキーを見ることができないので、赤枠のCSVのダウンロードでpc上に保存しておくのが得策です。
以上でAWS のIAM登録は完了です。
Soracomでの設定
次はSorecom LTE-M buttonが反応した時のSoracom側の設定をしていきます。
ここもチュートリアルのステップ3の通りですが一応説明しておきます。
ここではAWS Lambda関数を作成した時に関数のARNという数字と文字の情報もいるのでコピーしておくのと、上記で説明したIAMのアクセスキーもいります。
まずはSoracomのユーザーコンソールに入ります。
Soracom LTE-M buttonのグループ作成はあらかじめすんでいると仮定してすすめていきます。
グループ作成ができていないひとやわからない人はこちらをどうぞ
設定はグループごとに行う事ができます。
ですからLTE-M buttonの数だけグループを作成しなければなりませんよ。
グループができたら、SIMの管理からLTE-M buttonにグループを割り振ります。
割り振ったらそのグループをクリックして設定していきます。
まずはSORACOM Air for セルラー設定をクリックします。
バイナリーパーサーをオンにしてフォーマットに”@button”と記入します。
かならず保存してくださいね。
次にSORACOM Funkの設定です。赤枠をクリックします。
まずはSORACOM Funkをオンにします。
サービスのところはAWS Lambdaを選びます。
サービスのしたの関数のARNはAWSのLambda関数を作成したときのARNをペーストします。
認証のところは下図のようにプラスボタンを押して認証情報を入力します。
認証IDはなんでもOKで任意のIDを設定します。
種別はAWS認証情報にしてください。
AWS Access Key IDはCSVに記録されていものを
AWS Secret Access KeyのところもCSVで保存したものを間違いなくペーストします。
送信データ形式はJSONを選びます。
設定はこれで終了です。
テスト
それではSoracom LTE-M buttonを作動させてみてください。
LTE-M buttonを作動させてみてオレンジの点滅から緑になった瞬間に携帯端末やPCにてslackへ通知がいけば成功です。
みなさんもぜひやってみましょう。