さぁ今回で無線化挑戦も3回目です。
まず、結果からいうとinfutest2000ポンプチェッカーですが、有線から無線化できました。
とりあえず、動画をどうぞ⬇︎
おさらい⬇︎
前回までは構想だったので、今回からは実際に
HC-05の設定から完成披露までいきます。
HC-05を2つ使ってペアリングする方法
HC-05の設定などは
Arduino接続の HC-05 Bluetooth module をペアリングする方法
とか
youtubeでhttps://www.youtube.com/watch?v=BXXAcFOTnBo
が設定において役に立ちました。
記事ではarduinoを使っていますが、私の場合USB-UART変換でUSBにてPCに接続しTeraTermを使用しました。
HC-05とUSB-UART変換器の結線はこんな感じ⬇︎
あとは上記で紹介したサイトのとおり設定して終了です。
あっさりとできました。
UARTを相互にBluetoothによって無線化する手段が整ったのいました。
infutest2000とADM3202の結線
無線化の手順は完成したので、次はRS232接続をTTLレベルのUARTに変換するチップ”ADM3202”についてです。
結線はこちら⬇︎
簡単すぎます。
PC側の結線
infutest2000のPCソフトがインストールされているPCに下の変換器とHC-05のマスター側を接続します。
シリアルケーブルの加工
infutest側にADM3202とHC-05スレーブ側を接続できればあとはチェッカーのシリアルにつなぐだけです。
シリアル接続は25ピンとあまり出回らない端子なので持ってません。
なので作る事にしました。
シリアル端子ピンに接続するため
9ピンのシリアルケーブルを加工しまーす。
このケーブルを分解して中のメスピンを抜き取り、ケーブルに直接ハンダします。
こんな感じで接続します。
接続は2(RxD)、3(TxD)、7(GnD)だけというシンプルな構成。
基盤を入れるケースについて
ケースは100均で買ったポリプロピレンお弁当箱を使用
電源は余っていた5Vのスイッチング電源を流用し、スイッチと電圧計の装飾でとりつけました。
結果は?
結果ですが、みごとinfutest2000とPCソフトの連携がとれて無線化に成功しました。最高です。
これなら、チェッカーを廃液にこまらないように水回りに設置する事も可能だし、PCもそれ用に一台とられなくてよく、普段使いのPCで点検する時に場所を移動する事なく遠隔地(10m圏内)で無線にてチェッカーを操作できます。
最後に実際に無線化されたシステムの動画をどうぞ。