心臓血管外科の手術を行う場合、人工心肺を用いて手術の一端を担っています。
どの施設でも人工肺は数種類をラインナップしているかと思いますが、使用する際メーカーの異なる人工肺では温度プローブセンサーの差し込み口の規格が違っていたりします。
そんな時は人工心肺装置の温度プローブ差し込み口から毎回、センサケーブルを抜き差ししていると思います。
いぜんからこの作業が少しめんどーで・・・
スイッチ一つで切換えられないかと考えておりました。
メーカーに切換え器などないか?など問い合わせても無い様で・・・
無いなら作る、これがモットーですので自作する事としました。
しかし心外の手術はシビアな手術です。もし温度表示がおかしくなる様な事があれば大変です。
しっかりと事前に調査しました。
温度プローブセンサはどのメーカーの物でもサーミスタを使用しているので、過大に延長しないかぎり温度表示が実際より高くなったり、低くなったりはしません。
詳しくはこちらに書いています。➡温度プローブセンサの延長
実際に作成したものがこちらです⬇
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使い方は簡単でこの切換え装置のプローブを人工心肺本体の任意の温度プローブジャックへ挿入します。
そして使用するそれぞの人工肺プローブを切替器のジャックに常時刺しておきます。
後は切換えスイッチで使用するプローブを選択してやればOKです。
イメージはこんな感じ⬇
仕組みはいたって簡単です。スイッチでトランジスタを駆動させ、トランジスタでリレーを作動させています。
汚い回路図ですがのせておきます⬇
制作途中の写真⬇
皆さんもぜひ自己責任で自作してみてください。
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