ハンダごての修理

長年愛用しているSURE(石崎電機製作所)のSX-20Aの調子が悪くなってきました。 どんな具合かというと、ハンダが溶けなかったり性能が戻ったりと非常にハンダ付け作業が困難になったのです。   他にもハンダゴテは持っているのですが、30wだと熱くなりすぎるし、20wだと少し貧弱ですぎるしとちょうど良いのがこのSX-20Aの25wなのです。 このハンダゴテはセラミックヒーター方式で、電熱線式のように古くなって雲母シートがキラキラヒラヒラ(ゴミが落ちてくる)とテーブルを汚しません。   分解して調べてみるとやはり、ヒーターに繋がるACケーブルが断線している事が判明。 一気にそして完全に断線してくれれば熱くならないのすぐに解ったのですが、ケーブル内で点いたり離れたりするいわゆるケーブルの”ニワカ断線”の状態でした。 医療用テレメータで使用するECGケーブルなんかも”にわか断線”が多く中には再現性の無いものまであります。   今回の点検方法はテスターの導通モードを使いケーブルを捻ったり引っ張ったりと動かす事によってテスターの導通ブザーがなるかどうかを調べました。   その結果、怪しいのはハンダゴテの根元の部分で、この部分が”にわか断線”しているようです。   赤丸のところですが、なんとプラスチックの中にケーブルが封入されており、断線箇所だけ直すと言う事ができない事が判明・・・   なので、セラミックヒータに繋がっている部分を分解してケーブルをむき出しにし、新しいACケーブルを直付けするという荒技修理方法をとる事に!!   下の画像はもう一つのハンダゴテの内部構造と比べているところです。 すでに赤いほうのハンダゴテを分解し、電線まで剥いでいます。 断線箇所を切り離し、うまく電線をむき出しにしました。 ここに新しいACケーブルを繋いでケースに入れれば修理完成です。     セラミックヒータは上図のように黒い接続端子で繋がります。 ですので、ACケーブルはこの黒い接続端子に直付けすればOKと言う事になります。   ハンダしたところです。 多分セラミックの熱はここまでは及ばないと言い聞かせながらハンダづけしました。   本当なら圧着端子などでつなぐのがベストでしょう。 熱でハンダが溶けてしまう危険もあるからです。(セラミックヒータに近ければですが)   絶縁は最近、MEセンターで購入したホットボンドを使いシーリングしました。 このホットボンド(グルーガン)はなんでも固定できたり、プラスチックの修理や今回のように絶縁のもなって最高です。 ちなみに以前はモニターの修理にもホットボンドを使いました。     絶縁完了、これがセラッミックヒータのソケットになります。   ヒータを繋いでみます。   これを元のケースに戻し、ケーブルに引っ張りテンションがかからないようにうまくケースにACケーブルを固定し修理完了です。     修理完了!!! 試しに電源を入れて少しばかりハンダをしてみると、以前のような滑らかなハンダ付けが可能となりました。 最高です!! やっぱりいい物は長く使いたいものですね。 ちなみにですが、このハンダゴテは上司の私物です・・・・ かってに私が使ってます。ごめんちゃい        
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