前回までのおさらい↓
電動オクルーダー(チューブクランプ)を自作する その1 の記事はこちら
電動オクルーダー(チューブクランプ)を自作する その2 の記事はこちら
試作機2号はいまいちだった
前回までの記事で電動オクルーダー(圧閉機)としての機能を備えるハードは組み立てました。
完成したと考えていましたが、実際にチューブを挟んでクランプしてみると、うまくチューブをクランプできない事が判明。
ショックすぎて写真すら撮る事を忘れていました。
↑これが2号機です。(うまく設計できていなかった)
どこがダメなのかというと、下の画像で説明いたします。
上記の写真の通り下図のようなチューブを挟む機構を作成しました。
モーターがネジを回転させ、ネジと連結した黒い枠が移動します。
機構は赤い固定板に青い棒が移動してきて、チューブの圧閉度を調節するというものです。
実際にやってみると、青い棒を固定しているのは片方だけなので、いくら硬い金属でも反ってしまって、片側が浮いてしまうという事態になってしまったのです。
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上図がそれです。
このように片側が浮いてしまっては、うまくチューブをクランプできないので失敗として作り直す事にしました。
試作機3号機の発案
2号機の欠点を補う為、次に考えたのは下の図です。
片側だけではなく両側に新たに固定するためのネジを通して、スライドするように変更しました。
移動させると↓
上図のように移動して水色の丸で囲った部分でチューブを潰して、圧閉度を調節するという仕組みです。
実際に組み立てと仮運転を試してみる
実際にホームセンターで売っている材料だけで作ってみました。
実際に組み立てが完了しての動作チェック中です。
うまく動いています。
ちなみにですが、この装置の間に手を挟むとちぎれるくらい痛かったです。
これでやっとハードは完成!!
次はこれをマイコンで動作させます。
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